レバレジーズ株式会社は、競合ひしめくIT業界において、付加価値が高く競争優位性の高いサービスや人材を生み出し続け、
毎年200~300%売上を伸ばし続けているベンチャー企業。
関係する全ての人や企業とWIN-WINであることを企業理念に、その企業精神の一端として、渋谷ヒカリエにある本社では『都会の森』をテーマにオフィスがデザインされました。
・『都会の森』
2013年5月にオープンした渋谷駅直結の商業施設兼オフィスビルのヒカリエ。注目度の高いこのビルにレバレジーズは本社を移しました。
渋谷駅の真上にありながら高層階の外周りは緑で囲まれた特殊なフロアだったことから、代表取締役社長の岩槻氏は、室内スペースにも緑を多く取り入れる事を希望されました。
コンセプトは、「高級感」、「透明感」、「かっこよさ」、の3つをあわせた空間。
多くの方が面談に訪れる広々としたミーティングスペースは壁一面がマットなブラックカラーで統一され、都会らしいクールな印象です。
空間全体は洗練されたデザイナーズ家具でコーディネートされ、そこに『都会の森』というテーマを表現するため壁面緑化が採用されました。
インテリアにはマイギャラリーやフォレスタリウムも加わり、見事にコンセプトが体現されていきました。
・グリーンのインパクト
ミーティングスペースに一歩足を踏み入れると、幅6m×高さ3m、約380ポットの植物たちで構成される大きな壁面緑化。
圧倒的なインパクトを与えます。
スケールの大きなキャンバスに、葉の形状や色の濃淡で植物を組み合わせ、群生させることでダイナミックかつ有機的な流れを描いています。
バイオレットカラーの葉でアクセントを加え、季節ごとにポイントカラーとなる樹種を変更することで、四季ごとの変化が加えられます。
訪れた人を鮮やかな色彩で出迎えてくれ、一瞬、その姿に圧倒されるのですが、程なく森の中に紛れたような居心地良さに包まれるのは、
やはり自然の力かも知れません。
ガラスで仕切られた各ミーティングルームにはマイギャラリーが設置されています。
ブラックの濃い色合いの壁にホワイトカラーのインテリアが引き立ち、植物による風景と木の素材感が加わることで緊張感を和らげてくれます。
さらに、季節ごとに植物が入れ替わるシーズナルパッケージの導入で風景に変化をもたらします。
岩槻氏:『反応はとてもいいですよ。ただ、まさか本物の緑が壁から生えていると思わないみたいで、あまり気づいてもらえないことも。本物だと言うと驚いてくれて、うれしいです。』
私たちが長い時間を過ごすオフィスですが、地味で無難な色合いにまとめられがち。レバレジーズのような素敵なオフィスで働いていると、きっと明るい気持ちで仕事がスタートできるのではないでしょうか。
躍動感あふれる壁面緑化は、今後も企業の躍進を象徴していきます。
【詳細】
●使用製品:Pixel Indoor Tray Type, my gallery L, forestarium L
●規模:幅6m×高さ3m
●施工:2013年7月
●植栽管理:月2回
●植物樹種:アグラオネマ、シンゴニウム、コンシンネ、ポトス、カポック、クッカバラ、エレンダニカ、テーブルヤシ、ライムポトス、マドカズラ、etc.
●事業主:レバレジーズ株式会社 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 17F
●デザイン監修:リグナ株式会社 東京都新宿区早稲田鶴巻町567